キャンプやアウトドアを愛する皆さん、そして日頃から僕たちの作品を応援してくださっている皆さま、こんにちは! hibino craftです。
今回は、僕がずっと試してみたかったレザークラフトの新作、CB缶のレザーカバーを試作したのでご紹介します。
皆さんは、キャンプサイトでのガス缶の存在ってどう感じていますか? 機能性は素晴らしいのですが、どうにも生活感が出てしまって、せっかくの雰囲気を壊してしまう……そんな風に感じている方もいるのではないでしょうか。僕もずっと気になっていて、市販のカバーを探したりもしたのですが、なかなかピンとくるデザインに出会えませんでした。
そこで、「だったら、自分で理想のカバーを作ってしまおう!」と思い試作してみました。
hibino craftが目指す「アンティーク×タフ」

hibino craftの作品は、すべて「アンティークな雰囲気」と「タフな使用感」をコンセプトに製作しています。単なる装飾品ではなく、実際にフィールドで使い込んでいくことで、より愛着が湧くような、持ち主と共に歳を重ねていくような、そんなアイテムを目指しています。
今回のCB缶カバーも例外ではありません。革の色は、使い込むほどに深みが増す、濃いめのブラウンを選択。あえて革の端をダメージ加工することで、長年使い込んだような風合いを出してみました。まるで西部開拓時代のような、どこか懐かしく、そして力強い雰囲気を醸し出しています。
このCB缶カバーも、これから皆さまのキャンプの旅の相棒として、様々な表情に変化していくことでしょう。
一味違うデザインに挑戦

デザインも、既製品にはないユニークなものにしたかったので、少し変わった形に挑戦してみました。通常、CB缶カバーは缶全体を包み込む筒状のデザインが多いですが、今回はフラップをつけ、ベルトで留めるような形にしてみました。このフラップがあることで、まるでガジェットのような、ミリタリーのような、そんな雰囲気が加わったのではないかと思っています。
ただ、完成してみて感じたのは「何か物足りない」ということ。もちろん、ブランドの新作としての第一弾としては満足のいく出来なのですが、もっと何か、遊び心というか、機能性というか、プラスアルファの要素が欲しいと感じています。
例えば、このベルトの余った部分に、小さなカラビナをつけられるDリングを追加したり、火口やライターを収納できるような小さなポケットを付けたりしても面白いかもしれません。今後、実際にキャンプで使ってみて、使い勝手を確かめながら、さらに改良を加えていきたいと思っています。
製作過程を振り返る:レザークラフトの奥深さ

さて、ここからはhibino craftの製作過程を少しだけご紹介します。レザークラフトは、僕たちにとって単なる作業ではありません。一つ一つの作品に、使いやすさや、そこから生まれるストーリーを想像しながら作っています。
まず、型紙の作成。半裁の革のはじをそのまま使用したデザインにしました。直線的なデザインよりもよりワイルドな感じが伝わるのではと考えています。
次に、裁断。ダメージ加工しやすいように少し漉いてみたり均一にならないように加工してみました。
さらに水で濡らし革をくしゃくしゃにしてみたり、よりダメージ感がでる工夫も加えています。
hibino craft
hibino craftでは、このCB缶カバー以外にも、様々なレザーアイテムを製作、販売しております。キーケースや財布、小物入れなど、キャンプシーンに寄り添うような作品を数多く取り揃えておりますので、ぜひオンラインストアも覗いてみてください。
Creemaで作品販売中です↓
https://www.creema.jp/c/hibinocraft
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




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